映像制作は、遊び心が大切


私が愛してやまないバンド、Coldplayの新しい映像が公開されました。

Up&Upの新しいMVです。

 

CGのクオリティから得られる画のインパクトはもちろん、何よりも遊び心が強烈な印象を残してくれます。

今回は映像制作において、この”遊び心が大切”という話を紹介したいと思います。

 

映像・動画は基本的に娯楽寄りのコンテンツ

深刻な世界情勢を伝えるニュースは少し異なりますが、映像・動画は基本的に娯楽寄りのコンテンツであると私たちは考えています。

視聴者が最初から最後まで集中力を切らすことなく視聴するためには、”面白い”や”ワクワクする”といった興味関心を刺激することが重要になります。

話題になる映像広告・映像作品はほぼ全て、”興味関心の刺激”に成功したものと言っても過言ではありません。

 

 

映像制作におけるTPO

時と場、状況に応じて行動することを指す”TPO”ですが、興味関心を刺激する上で最も大切な項目として、映像制作にもTPOがあります。

発信者としての社会的立場や視聴者の属性などにより、興味関心を刺激する(刺激しても良い)方向性が異なってくるため、映像情報発信における方向性をしっかりと定めなければ、違和感やブランド力の低下に直接的に繋がってくると考えています。

”冗談”にも品位のある物と無い物が存在するように、興味関心の刺激の仕方は、下品なものではなく、あくまで気品高い方向性であった方が良いとされています。

地下鉄を優雅に泳ぐ亀。不快になる人を出すことのない品のある合成(MVより引用)
地下鉄を優雅に泳ぐ亀。不快になる人を出すことのない品のある合成(MVより引用)

 

遊び心を忘れない

ここまでの事を真剣に話し合うと、凝り固まった考えに陥ることが多々あります。

しかし、魅力のあるコンテンツ制作は、発信者である企業や制作者がまず楽しむ必要があります。

TPOさえわきまえれば、許容範囲の中でいかに楽しめる項目を作るか?が、より魅力的なコンテンツ作りに作用します。

楽しみながら取り組むことで、心に余裕が生まれ、視聴者からも支持される遊び心が生まれることが多いと感じています。

米Spriteのシャワー広告。自社の役割の中で遊び心を演出
米Spriteのシャワー広告。自社の役割の中で遊び心を演出した例。

 

さいごに。映像のアドバンテージ

日常生活に様々な刺激物がある現代、興味関心をひくことは容易ではありません。

しかし、視覚・聴覚を同時に刺激する”映像”は娯楽刺激物として、頭一つ抜けた存在です。

お客様と共に、遊び心を持った効果的な映像作りを目指していきたいと考えております。

 


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