動画を活用した世界企業PR


近年、企業PRにおける動画の役割が増えています。

動画を活用すれば、映像そのものから視覚的にも聴覚的にも企業の良さをニュアンスで伝えることが可能です。

また、昨今の世界的なリモートワークの普及により、会社のイメージや雰囲気は、オフライン上だけではなくWeb内のオンライン上でも、企業側が「どうありたいか」を作り出す必要が出てきました。

 

ニュアンスで伝えられ、かつありたい姿を作り出すことのできる動画や映像を活用することは、老若男女・さらには国内のみならず言語が異なる海外への発信にも活用することができます。

そこで今回は、動画を活用した世界企業PRをご紹介します。皆様、言葉が分からない海外企業の想いは伝わるでしょうか?

 

1.The Epic Split / Volvo Trucks

まずご紹介するのは、スウェーデンのトラック製造会社「Volvo Trucks」によるPR動画”The Epic Split”です。

こちらのPR動画には、格闘家兼映画俳優のジャン・クロード・ヴァン・ダム氏が登場しており、2台のトラックに足をかけたまま前進しています。

これはトラックのハンドル操作の安定性をアピールすることを目的として制作された映像で、英語が分からない人でも瞬時に内容を理解できるようになっています。

安定性を示すための素材として、物ではなく人を使うという発想が驚きです。

1分程度の短さで見やすく、BGMとして流れるEnyaの「Only Time」という楽曲がより一層トラックの素晴らしさを際立てているのです。

動画のインパクトは大きく、インターネット上ですぐに拡散されました。ほとんど企業の情報を伝えていない映像にもかかわらず、コンテンツの質が高いため、大きな宣伝効果があったようです。

 

私たちが、スウェーデンのトラック製造会社と直接仕事をすることは無いかもしれません。ですが、取引を行う企業にとって「誰もが知る」「世界で話題になった」のバックグラウンドを持つ企業との取引検討は大きなメリットになります。

 

2.Taste the Translation / Elan Languages

次にご紹介するのは、ベルギーの企業「Elan Languages」によるPR動画”Taste the Translation”です。

こちらの映像は、Elan Languagesの翻訳サービスがGoogle翻訳よりも優れていることをアピールするために制作されました。

内容としては、日本語で書かれたレシピを2つのサービスで翻訳し、その結果に基づいて作った料理を被験者に食べてもらうというものです。

 

 

Google翻訳の結果に沿って作られた料理には紙やオブジェが含まれており、とても食べられるものではなく、思わず笑ってしまいます。

一方、Elan Languages結果に沿って作られた料理はレシピ通りになっており、被験者が美味しく味わっている様子が見受けられます。

Google翻訳の不正確さを感じたことがある人は多く、多くのユーザーが共感して拡散したようです。

自社製品の良さを前面に押し出すのではなく、有名な他社製品の欠点をユニークに示すことで、結果的に自社アピールに成功しているのです。

 

 

さいごに、まとめ。

今回は、動画を活用した世界企業PRを3つご紹介いたしました。

どのPR動画もそれぞれの個性があり、うまく自社のアピールを行っていると言えます。

動画は言語の壁を簡単に超えることができ、世界中の人々に宣伝可能です。

国内でのビジネスを展開されている企業様も、「世界的に有名になる」ことは、企業にとっても良い影響を与えます。

映像/動画発信は、アイデアや想いをしっかりと具現化することで、これらのように知名度や共感性を世界的に向上させることが可能です。

 

Ad Arch(アドアーチ)株式会社では、海外向けの映像動画制作を随時行っております。

ぜひ、お声がけください。

 


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