中小企業がプレミアムな(効果が出る)動画広告を発信するための課題点


中小企業 動画広告 課題点 ABテスト

 

 

 

新たにwebCM制作・動画広告の展開を検討している方も多いと思います。

そこで今回は、webインフラの発達・動画コンテンツの増加から生まれた、中小企業における動画広告発信の課題点をご紹介します。

 

 

webインフラが飛躍的に発達。多くの中小企業が動画広告に参入!

映像/動画広告は近年まで、TVを中心とした限られた場所で展開される広告手法でした。そのため、わずかな広告枠を競い合うように獲得する構図が出来上がり、高額な制作費、そして高額な媒体費用を要するリッチな広告手法でした。

インパクトの強い動画広告は、繰り返し見ることにより飽きが生じます。そのため、TVでは1クールと呼ばれる3ヶ月周期を中心に新しい制作物を作り、展開しています。これらは、年間を通して何億もの広告費が必要となり、資金潤沢な大企業でなければ、なかなか手を出せない広告です。

 

しかし近年、webインフラが飛躍的に発達したことにより、大幅に費用を抑えた動画広告展開が可能となってきました。今後、更に中小企業の多くが動画を活用した広告展開を行うと言われています。

 

 

企業による動画の発信を推奨。しかし、クオリティの問題が発生。

お手持ちのスマホでも動画を撮影・編集することが出来る環境になり、自前での映像広告の発信を行う企業が増えてきました。それらの情報発信はとても有効であり、推奨されています。

一方で、動画クオリティによる問題が生じ始めています。

物を買う・サービスを受けるなど、購買アクションに繋がる動機となるための映像広告は、ただ伝えるだけではなく、「このお店の雰囲気好きだな」「オシャレだな」「老舗の厳格さを感じるな」など画面を通して感じる空気のような”独自ブランド”を演出し、良い印象を発信する必要があります。動画発信において、一連の流れから感覚的に伝わるブランド力こそが動画広告の核心ではないでしょうか。

 

一般視聴者は、お茶の間にスっと入ってくるように演出されたTVを始め、たった1カットに数億円をかけた超大作のハリウッド映画まで、映像のプロが制作した高品質の映像作品を日常的に視聴しています。そうした環境下において無意識のうちに、映像視聴レベルが高くなっているのです。

顧客に向けて動画を発信することは、質の良し悪しによってブランド力に大きな影響を与えることを考えておかなければいけません。

TVCM 動画視聴
映像視聴レベルが高い視聴者

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

動画コンテンツが大幅に増加!届かないまま消えてしまう動画広告たち

広告効果が高いことが認知され、動画コンテンツを発信する企業が大幅に増加しています。

動画を活用することにより、「サービス認知度が大幅に向上する」、「受注コンバージョンが向上する」など多くのメリットが生じる一方で、動画コンテンツが日々増加する環境となり、いつの間にか埋もれた存在となっている動画が多々あります。それらは、多額の制作費用をかけたにも関わらず視聴されず時間だけが経過してしまう埋もれた動画広告です。これらが日々増えている現状があります。

ただ作れば良いのではなく、せっかく作るのならば「視聴されるもの」、「効果があるもの」を追求していく必要があります。

動画広告 表示されない
視聴回数がなかなか伸びない状態。

 

 

 

 

 

 

 

まとめ・アドアーチによる動画ABテストの試み

2015年から始まり、2016年も引き続きweb動画広告が伸びる年度だと言われています。

CM本数が限られているTVCMとは異なり、希望すればするだけ動画を発信できる環境下の中、より効果的な広告展開を行うためには①ブランディングの強化②戦略的広告展開の実施が必須と言われています。

競争激化に向けて今後は、映像/動画制作会社を選定する際も、ただ制作するだけではなく、制作過程においてのブランディング構築・制作後の媒体管理の有無の確認をする必要があります。

 

当社では、制作クオリティによるブランディング向上はもちろん、適切な内容の広告を発信するために、動画ABテスト※1を実施しています。

動画ABテストで広告反響率を確認することにより、効果的な動画広告訴求を見出し、以前までの顧客とは異なる年齢層や地域への新しい切り口を発見する場合もあります。限られた広告制作費・媒体費の中で、「よりクオリティ高く」「より費用対効果の高い」動画広告を展開するために、制作者としても新しい試みを実施していく必要があると考えています。

 

※1 : 動画ABテストとは…Aタイプ・Bタイプと同じ撮影素材にて数タイプの制作物を制作。本公開前にweb上にてそれぞれのタイプを実際に放映。広告反響値をもとに、より良い結果が出たクリエイティブをブラッシュアップ。広告効果の高いクリエイティブを本公開する、広告展開における様々なリスクを軽減した当社の制作手法

ABテストとは → ブログリンク「ABテストで得られるもの」

 


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