集客・ファンづくりに効果大!イベント動画の重要性と海外事例3つ


消費者の関心が「モノ」から「体験・感動」に移るにつれて、さまざまな分野で、参加型・体験型のイベントが開催されるようになりました。この記事では、そんな話題の「イベント」の集客やファンづくりに動画が重要な理由や、その効果、実際の海外イベント動画事例を紹介しています。

 

イベント動画とは?2つの種類があるのをご存知ですか?

イベントの雰囲気や、参加者の実際のようすやコメントを映したイベント動画。実は、1口に「イベント動画」といっても2つの種類があるのをご存知ですか?1つは、イベント開催前に公開される「告知動画」。もう1つは、イベント開催後に公開される「振り返り映像」です。

 

2種類のイベント動画には、どのような違いがあるのでしょうか?それぞれのターゲット、目的、基本的な内容をまとめました。

 

 

告知動画とは?そのターゲットや目的など

告知動画のターゲットは、参加を迷っている人や、今までそのイベントに参加した経験がない人たちです。当然、その目的は「イベントに参加してもらうこと」であり、日時・場所・内容などイベントに関する情報の提示が必須となります。前年度の大会映像+今年度の開催情報というのが、定番の構成になります。

 

 

振り返り映像とは?そのターゲットや目的など

振り返り映像のターゲットは、イベントに参加した人だけでなく、参加を迷っていた人、参加経験がない人など、告知映像に比べて広範囲にわたります。動画の内容は、そのイベントのハイライトや、雰囲気など、告知動画に比べるとエモーショナルなポイントが重視されます。

 

振り返り映像の目的は、イベント参加者にもう一度感動を追体験してもらってファンになってもらうこと、インターネット上でシェアしてもらうこと、さらにはスポンサーへの報告・セールスなど、「次回開催につなげること」にあります。そのため、定期開催のイベントほど、アフターの振り返り映像の質が重要になります。

 

1.イベント告知動画の参考にしたい!Honolulu Marathon Promo ’17

告知動画に必要な要素が、ぎゅっと詰まっている動画です。日本でも知名度の高いホノルルマラソンの告知動画は、左サイドに常時開催情報を掲示し、右側に大会のようすが分かる映像を組み合わせています。そして最後には、参加を呼び掛ける「REGISTER NOW」の一言と、大会URLが表示されます。

 

約30秒と短めの尺ですが、イベントの告知動画としての機能を過不足なく備えています。アスリートのような人だけでなく、歩いている人、ちょっとふざけている人も映すことで、時間制限がなく多くの人に門戸を開いているホノルルマラソンの特徴が、よく伝わる内容となっています。

 

2.大盛況のイベントの興奮を伝える振り返り映像。Coachella 2016

イベントの振り返り映像の参考にしたいのが、世界最大級のアメリカの音楽フェス「コーチェラ」のアフター映像です。3分弱の見やすい尺の中に、オシャレなファッションの観客たちや、興奮が伝わるステージ映像、会場の上空からの映像など、見ている人に「かっこいい!」「行きたい!」と思わせる要素が詰まっています。

 

再生回数は70万回※1を超え、コメント欄には「ドイツから参加した甲斐があったわ!」「一度でいいから行きたい!」などのコメントが寄せられ、大きなPR効果を発揮しています。振り返り映像をただの記録にとどめず、戦略的に活用している好例です。

 

 

3.今注目の分野「食」のイベント動画。Copenhagen Cooking & Food Festival

イベントの定番、音楽とスポーツに続いて、今注目が集まる「食」に関するイベント動画を紹介します。北欧最大規模のフードフェスティバル「コペンハーゲン・クッキング」の振り返り映像は、イベントの雰囲気や、目ざす食のスタイルを体現するかのような、美しいゆったりした映像が魅力です。

 

80,000人にものぼる参加者の表情や、うれしそうな出店者のようすを見ていると、自分もその輪の中に加わりたくなります。北欧で有名なレストランのシェフや王太子妃を映すことで、嫌味にならない程度に、スポンサーに向けてイベントの価値をさりげなくアピールしているのも、見逃せないポイントです。

 

さいごに。イベント動画を活用して、開催日だけで終わらないイベントを。

いかがでしたか?イベント動画を単なる記録映像ではなく、重要なPRツールとして質にこだわって制作すれば、インターネット上での拡散や、スポンサーへの訴求材料として活用できます。

弊社では、ブランディングやファンづくりにつながるイベント動画を制作しております。ぜひ一度お問い合わせください。

※1:動画の再生回数は、2017年9月時点のものです。

 

 

 


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