参考にしたい!SNSと連動した動画プロモーションの海外事例


日本のインターネットユーザーの6割超が利用していると言われるSNS※1。中でもFacebook、Twitter、Instagramは動画広告との親和性が高く、PRや商品宣伝にも活用されています。この記事では、主要SNSのユーザーの特徴と、SNSと動画広告を組み合わせた海外事例を紹介します。

 

各SNSのユーザー数・年齢数・利用率は?

従来は若者のものというイメージが強かったSNSも、ここ数年でユーザーの年齢層が大きく広がりました。動画広告の新しいプラットフォームとしても、成長著しいSNSでのプロモーション成功のためには、それぞれのユーザーの特徴をおさえることが大切です。

3つのSNSの気になる特徴をまとめました。

 

1.Facebook

月間利用者数(国内):2700万人(2016年12月。1年で+200万人) ※2

月間利用者数(世界):20億人(2017年6月。世界人口の約1/4)※3

ユーザーの中心の年齢層 :30代、40代、50代、60代以上の世代で利用率No.1 ※4

1日の動画再生回数(世界):80億回 ※2

 

2.Twitter

月間利用者数(国内):4000万人(2016年9月)※5

月間利用者数(海外):3億2800万人(2017年6月。)※6

ユーザーの中心の年齢層 :20代以下の世代で利用率No.1 ※4

 

3.Instagram

月間利用者数(国内):1600万人(2016年12月。1年半で2倍に)※2

月間利用者数(世界):700万人(2017年4月)※7

ユーザーの中心の年齢層 :20代以下の利用率が、他の世代より高い ※4

ユーザー男女比 :男性39.4%、女性60.6% (2016年5月)※8

 

同期間でのデータがないため、正確とは言い難いかもしれませんが、それぞれにユーザーの属性が異なることが分かります。広い年齢をカバーするならFacebook、若い女性がターゲットならInstagram・・・といった使い分けが、動画プロモーションの成功のカギを握っています。

 

それでは、動画広告とSNSを組み合わせた海外のプロモーションの事例を見てみましょう!SNSの機能を活用した、驚くようなアイディアがいっぱいです。

 

選手から目が離せないツイッター連動企画。Audi Sverige

スポーツ選手のユニフォームにスポンサーのロゴがプリントされているのは、おなじみの光景です。Audiスウェーデンは、このロゴを謎の記号に変えてしまいました。この記号をInstagramやTwitterでハッシュタグ「#AudiLogoSwitch」を付けて投稿すると、プレゼントが当たるという企画です。

 

おなじみになりすぎて目立たないスポンサーロゴを無しにして、SNSと活用することで、逆にスポンサーとしての存在感をアピールするという、アイディアが光るPRです。記号入りのユニフォームを見つけた1人めは、登場後の2.98秒後にはツイートしていたそうです。

 

インスタグラムの位置情報とランチタイム。HEINZ

SNSにあふれる、おいしそうな食べ物の写真たち。お腹が空いたとき見ると、たまりませんよね。その気持ちを現実にしたのがブラジルのHEINZ。Instagramの位置情報を利用して、ランチタイムにレストランの近くにいる人にターゲティングして広告を配信、実際にできたてのハンバーガーを届けたのです。

 

映像の「この投稿をお届けします」は、こういう意味だったんですね。ハンバーガーは、Instagramの画面に似せたパッケージに入れて届けられるという、芸の細かさも見逃せません。SNSの機能を利用すると、広告はここまでピンポイントで配信できる時代です。

 

 

さいごに。可能性はアイディア次第。SNSと組み合わせて、効率的な動画PRを

いかがでしたか?SNSと動画広告を組み合わせることで、従来のマス向けの広告とは異なる、よりターゲットを絞った、効率的でクリエイティブなプロモーションが可能となります。弊社では最新の映像トレンドを熟知したスタッフが、戦略的な動画制作を行っております。ぜひ一度、お問い合わせください。

 

参考・出典:

※1: https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1015161.html

※2: https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ15HML_V10C17A2000000/

※3 https://www.nikkei.com/article/DGXLASGN27H34_X20C17A6000000/

※4 平成27年度版総務省通信白書 利用率は、Facebook・Twitter・Instagramのみで比較https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc242220.html

※5 https://markezine.jp/article/detail/25542

※6 https://www.nikkei.com/article/DGXLASGN28H1O_Y7A720C1000000/

※7 https://instagram-press.com/blog/2017/04/26/700-million/

※8ニールセン株式会社 レポートより算出 https://www.netratings.co.jp/news_release/2016/05/Newsrelease20160531.html

 


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